当塾の塾生・保護者のみなさん向けの解説です。
点数だけでは実力はわからない
平均点が80点のテストで自分が80点と、平均60点のテストで80点では、価値が違います。後者の方が価値が高い。
だから一番重視する数字は偏差値です。
偏差値=平均点よりどれだけ自分の点数が高いか(低いか)を示したもの。偏差値50がちょうど平均。
偏差値の見方
すごーく簡単に説明すると、
70 | 神!(平均よりはるかに上) |
65 | めちゃくちゃすごい(平均よりめちゃくちゃ上) |
60 | すごい(平均よりかなり上) |
50 | 普通(平均点) |
45 | やばい(平均より下) |
合格判定
中1、中2は定期テストを漫然と受けている。この成績だとどの高校に行けるのか?そんなことをほぼ意識しないで、受けていると思います。
現時点での自分の位置を把握できるように、合格可能性を出しています。
S模擬という模試を運営している会社(=総進図書)が、各高校に合格できる偏差値を公表しています。例えば、安房高校は偏差値54なのですが、S模擬で自分が偏差値54をとったとすると、安房高校に80%の確率で受かるということです。(俗にいう80%偏差値)
ちょっとむずかしい話なので、興味のない人はここは飛ばしてください。
S模擬の偏差値と、中学の定期テストの偏差値では違うんじゃない?と思うかもしれませんが、実は結構似たような数字がでます。総進図書のテストは公立中学の成績上位者〜下位者がまんべんなく受験しています。(S模擬以外にも学校に提供して、総進図書の模試と気づかずに受けているケースがある。)つまり、母集団の質において、公立中学と総進図書でそれほど違いがない⇒偏差値もかわらないです。
マイページ(スプレッドシート)でご確認ください
スプレッドシートというアプリを使って、成績が確認できます。(本人・保護者・小池の3人にしかわからないようにしてあります。スプレッドシートのURLがわからない場合ご連絡ください。)
2本指で拡大・縮小できる
スプレッドシートは、拡大されすぎていて見にくいと思います。2本指でピンチアウトする(縮小する)と見やすくなります。
ピンチアウト:2本指を広げるような動き。縮小することができる。
数字だけじゃない
偏差値・点数などの数字(定量情報)は大事ですが、数字以外の情報(定性情報)も大事です。
英語の点数が低い⇒なぜだろう?⇒文法が理解できていない⇒英語の文法を中1の内容からやりなおす。
英語の点数が低い⇒なぜだろう?⇒授業中に寝ている⇒なぜ寝るのだろう?⇒夜中にスマホでゲームしている⇒夜中にスマホでゲームしない。授業をちゃんと聞く。
英語の点数が低いことは同じですが、打ち手はかわってきます。
打ち手を考えるには授業の状況(=定性情報)を見ている僕や学校の先生の話を聞くといいでしょう。ご相談ください。
詳細
偏差値

合格可能性

合格可能性が80%だと濃い青、60%以上だと薄い青…という感じです。
合格可能性はどうやって計算しているのか?
総進図書の公表している偏差値を基準にして、本人の偏差値がその学校の偏差値をどれぐらい上回っているか(下回っているか)で計算をしています。