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国語は意味を考えながら読む

中1の国語の授業。

国語は文章の意味がわかるかどうかが重要だ。しかし、意味を考えない。字面だけ読んで音に変換して満足してしまっている。

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「痛み」といったきわめて主観的とおぼしき感覚ですら、人間は他者とコミュニケーションを通じて獲得するということが明らかとなっている。

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結構難しいことが書いてあるし、意味がわからないはずだ。

しかし、スルッと通り過ぎてしまう。

ん?この文どういうこと?と質問すると、

生徒は「え?」という反応をする。

質問されてはじめて意味を考え出す。

どういうことって言われても…。設問のない部分だし。対して重要じゃないでしょ?

という感じで、いつもは通り過ぎているのだろう。

でも、文章の意味を考えることが重要だ。

「痛みを他者とのコミュニケーションを通じて獲得する?例えばなに?」

と疑問をまず持つことが大切だ。

疑問を持ったまま読み進めると、こんな文章がでてくる。

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その証拠に、満一歳ぐらいの子どもは、成人のように大げさに痛みを表現したりはしない。ヨチヨチ歩きを始めたばかりで足元もおぼつかなく、パタリとこけて皮膚をすりむいて出血しても、平然としていたりする。

ところが、そんなことが起きると周囲は大騒ぎだ。「まぁ、〇〇ちゃん大変!」と母親が血相を変えて、駆けつけたりする。…それ以降、子ども同じような事態に立ち至ると、自ら主体的に大騒ぎして見せるようになるのだ。…

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この具体例を使って最初の文の意味を考える。

ころんだとき周りの人が大騒ぎすることで、これは大変なことなんだって学習する。これが、痛みを他者とのコミュニケーションを通じて獲得するってことだ。

と考えると最初の文の意味がわかる。

こうやって文章を考えて読むクセをつけていくと設問に答えるのは簡単だ。

まずは文章を読むこと。意味を考えること。

ちゃんと意味を考えながら読むと、文章の意味がよく分かる。

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