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通知表を受け取ったら何を考えればいいのか?【我が子の成長を後押ししたい!】

通知表から我が子の様子をうかがいしり、どんなサポートをしていけばいいかを考えることができます。

なんとなく結果をみて、「あー、がんばったね!」「イマイチだったね」それだけで終わってません?

ここがこうだから多分それってこれから来ているから、今後どうしていけばいいかな?・・・・ああー、いいね!あとはこんな事を考えられそうだよね。うん、そうだね。じゃあ、これからそんなことに気をつけてやっていこう!

親子でそんな会話ができたら素敵。お子さんの成長を後押しできることでしょう。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

通知表の見るべきポイント

一番重要なのは左側の合計点

9教科の5段階評価があると思います。合計何点ですか?(45点満点です。)

45点満点が3年間で合計135点満点になります。これが高校入試の内申点として使われるものです。

前期・後期ではなく年間の点数が使われます。

次に見るべきポイントは関心・意欲・態度のAの個数

各科目の中にある「関心・意欲・態度」を見てください。A〜Cで評価がついていますが、通常Aがつくはずです。

たとえば「理科の点数が悪いなー。理科の関心・意欲・態度を見る。Bがついている。授業態度が悪いのか。」と状況を想像できます。

「授業を目で聞く。課題をしっかり出す。」など最低限のものができていないかと思います。

関心・意欲・態度のAは7個が目安

目安として最低でも、9科目中、最低7科目はAがほしいです。それ以下だとすると授業の受け方が良くないはずです。

適当に授業をうけて、後で塾や自宅で勉強をして取り返す。効率が悪いし、そんなのうまくいきません。

授業ですべてを理解しようと取り組む。どうしてもできないものを自宅学習でフォローする。そんな意識で取り組むと良いです。

親から子に言えるのは、「授業は目で聞く」というアドバイス。幼少期から継続的に伝えていくことが大事かと思います。

関心・意欲・態度はAが多いのに成績がいまいち…

マジメに勉強しているのに結果がでない…マジメで不器用な人の場合。

①勉強の仕方が悪い②言葉の力が低い、可能性があると思います。

①勉強の仕方が悪い場合は、勉強の仕方を見直せばいいです。

正しい勉強法というのはある。細かい部分でみれば人によって違うことはあるけど、大枠でとらえれば共通点はあると僕は思います。

まずは成功している人の方法を徹底的にパクることですね。

みんな同じこと言ってますよ。

②言葉の力が低い場合は、日々それを高める努力が必要です。

日常的に読書をする、親子で会話をするなど、言葉の力はすべての土台です。

言葉が発達していれば、相手の言っていることがクリアに理解できます。

ところば言葉が発達していないと、聞いても理解できない。

視力が悪い状態でモノをみているかのように、霧がかかったような状態で日々を過ごしていることだと思います。

結構厳しい話ですが・・・

幼児期に読み聞かせ、会話で鍛えるのが本当は一番です。

でも、大人になってから急激に読書をするようになって、鍛えられたと言われる方もいるので中学生でも遅くはありません。

通知表を見て親がするべきことは?

親がするべきこと

子どもと一緒に振り返りをする

点数、観点別評価を見て、へーここが評価されているんだね。ここが評価されていないんだね。と数字を見返します。

内申点の仕組みをお子さんに説明しましょう。

年間の評価が45点満点で、そのうち君は何点だよ

3年間で積み上がって、135点満点になるよ。など。

特に重要なのは主体的に学習に取り組む態度です。

このときにお子さんが、

  • 先生に嫌われている
  • 先生にうまくゴマすりができない

などど言うかもしれません。

  • 通知表が先生の好き嫌いで決まっている
  • 通知表の点数をあげようとすることはダサい

という気持ちを感じます。

でも、先生はかなり客観的に評価をしています。僕も生徒たちの授業の様子を見ていますし、課題を出して提出してもらうとこがあります。

授業の様子を見てて、この子は目で聞くができてないなー、課題を出さないことや、不十分なことも多いなーと感じる子は、内申点が低いです。

だから、どんな大人から見てもそう見えている。先生の見方が悪いと他責にするのではなく、自分が変えられることがないかと自責マインドで変えられることを探していくといいと思います。

背景・理由を深くほりさげる

例. 理科に興味を持てない

例えば、理科の関心・意欲・態度がBだったとします。

「なんでBだったと思う?」
「えーっと、理科あんまり好きじゃないんだよね。」
「えー、なんで?」
「自然現象なんかあんまり興味ないし」

→理科そのものがおもしろくない。興味を持てていないとしましょう。

理科に興味をもたせるには、自然現象を体験しているタイミングで親が話すことでしょ。例えば、山にキャンプにいって、朝モヤがかかっている。

なんで昼はモヤがかからないのに、朝はかかると思う?それはね…と自然を体験しながら話をすることでしょう。理科好きの親子は割りとやっていることだと思います。

すると家庭での親の取り組み姿勢が変わってきます。

同様にして歴史に興味をもてない→家で大河ドラマ見る、歴史のマンガ買う(学習マンガでもいいけどできればもっと面白いやつ)、歴史ゲーム買ってやってみる(三国志とか)

地理に興味を持てない→旅行に連れて行く。観光してき地理的おもしろみを解説する。(地形・気候→文化・産業へのつながり)

親がすべきではないこと

成績が悪いことに親が怒る

結果に対して怒ることは得策ではありません。

お子さんの心が閉じてしまいます。

過程に対して、一緒に考えていく。そんなスタンスが求められます。

無理やり勉強をさせようとする

興味を持たない・通知表をバカにする・先生を批判する

内申点アップの仕方

志望する高校に内申点はたりていますか?急に中3になってあわてだす。もう詰んだ、とならないように中1から意識していくといいですよ。

まず内申点の仕組みを理解する

「内申点をあげよう」としたら何をすればいいでしょうか?

部活で…とか、生徒会を…とか、間違った方向に行っている人が多いですね。

特別活動はそれほど重要ではありません。

内申点ってそういうものじゃないです。まずは正しく内申点を理解したほうがいいです↓

具体的な内申点のあげ方

内申点を理解した上で、具体的にどういう行動をとって内申点をあげるのか?はこちら↓

先生にゴマすりするのが内申点を上げる方法じゃないです。

人として成長する・他人視点、全体視点をもてる→社会で活躍する人材になる土台がつくられるということだと思います。

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