✕を○に変えるのが最高の勉強【復習の優先度をMAXに引き上げてください】
プリントやって、終わったらポイ。問題集やって終わったら、次の問題集を買う。そんな勉強をしている人が多いです。もったいない…。2周目こそがゴールデンタイム。伸びる勉強につながるのに…。やった分だけどんどん伸びる勉強法をお伝えします。
自宅勉強は予習より復習
復習で伸びる
一度やったことを完璧にできますか?できませんよね。だから勉強で大事なのは圧倒的に復習なんです。勉強は2周目からがゴールデンタイム、伸びるは✕のとき直し。言われたことはあるかもしれませんが実践していないお子さん、ご家庭が圧倒的に多いです。✕を○に変える仕組みを作りましょう!
✕のプリントは宝物
✕のあるプリントは宝物なんです。だって、ここだけ練習すればメチャクチャ伸びる、お膳立てされている状態。これを何もせずに捨てるのはもったいない!
復習の仕方【生徒向け】
書かないでやる。手で隠してやる。
書かないと3倍早い。疲れるけど。
- 書かないと覚えられません…
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気のせい。両方実験してみ。書かなくても覚えられる。
- 書かないと忘れちゃいます…
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書いても忘れるでしょ?短時間で思い出せるのが重要。
- このやり方めっちゃ疲れます…
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そう、3倍速でやっているから。だから勉強時間が短くてすむ。
書いたほうがいいもの:
漢字の書き。数学の計算。英語のスペルを覚えたいとき。
✕をつけて✕だけやる
✕だけやるため。○をやったら負け。時間のムダ。割り切らないと時間がいくらあっても足りなくなります。
問題文は写さない
✕の2周目はノートにやることが多いですか、問題文をノートに写している子を見かけることがあります。時間がもったいない・・・。写している時間は頭を使っていないですよね。この時間は頭が良くなることはありません。時間のムダなので今すぐやめましょう。
暗記は回転率が大事
暗記は回転率を高めることが重要。毎日復習して、何度も同じものに出会うことで覚える。10個ずつやっていると、その10個に再度出会うのが1ヶ月後。それじゃあ覚えられない。100個ずつやっていれば、一週間後に出会う。忘れかけた頃に効果的な復習ができる。
塾プリント、学校プリント、学校ワーク、全部バツマルをやる
塾のプリントだけでなく、学校のプリント、学校ワークと全部コレ、やってください。
学校プリントのバツマルをやっている例。チェックペン+赤シートでかくすのがいいですよ。
短時間で効率的に復習ができます。
いつも✕ファイルを持ち歩く
いつも✕ファイルに✕プリントをいれて持ち歩く。常に復習。自学ノートは復習のみ。勉強=復習。
完璧にマスターしたプリントは、自宅にあるフォルダに移していきます。長期休みのときにまた✕だけといて、全部○だったら捨てちゃいます。
復習の仕方【保護者向け】
お子さんの年齢、レベルに合わせて気をつけるポイントがあります。
お子さんがプリントを持って帰ってくる
プリントをみます。✕がちらほらあります。 ✕のあるプリントは宝物なんです。だって、ここだけ練習すればメチャクチャ伸びる、お膳立てされている状態。これを何もせずに捨てるのはもったいない!
バツ直しまで塾でやってよ!→やってます。解説もしています。演習もしています。でも、完璧になっていないんです。ご家庭が最後の砦なんですね。
8割仕上がっていて、残り2割だけ仕上げればいい状態までやっているので、後の2割は頼んます!
✕だけ抜き出した小テストをつくる(漢字、英単語、社会/理科のキーワード、単純計算など)
✕の問題だけ抜き出した小テストを作り、やってもらいます。イメージわかない方はこちら。
理科、社会のキーワードは口頭でクイズ
小テストを作るのは面倒なので、口頭でクイズを出すといいと思います。どんどん進みますよ。
青チェックペン+赤シートもおすすめ
青チェックペンと赤シートを使えば塗るだけで済みます。めんどくさくない仕組みを工夫してつくるといいです。塾でも販売しています。宮沢書店などにもあります。
国語の読解など小テストが作りにくいものは口頭で確認
国語の読解など、小テストが作りにくいものもあります。それは口頭で確認します。「なんでここでAさんはこういったの?」「この話の筆者の主張は何?」「○○だから」と回答できれOK。わかってなければ説明してあげて、数日後に再度確認をします。
全部○に変わるまでやり込む
小テストをやったときに○と✕がでると思います。また✕だったものは練習をして、後日再テストしてください。あくまで後日(翌日以降)ですよ。間違えた直後にやっても答えを覚えてそのまま書くだけなので。間を開けることで長期記憶化していきます。
1日後、1週間後、1ヶ月後、3回やれればパーフェクト。でもそこまでやりきれないですよね?週1回で良いから、子供の溜まったプリントを見て、バツ直し。完璧になっているプリントは捨てる。
バツマルをやるとどんな良いことがあるのか?
「こなす→理解する」へとゴールが変わる
間違っても赤で答え写したらおしまい、というお子さんが多い。これだと結果がでません。自宅でバツマルをやってマルになるまで追いかける。すると理解することがゴールなんだ、と本質に気がつきます。ここのお子さんの意識チェンジはメチャクチャ重要です。
親がお子さんの状況をつかめる→対策が打ちやすい
例えば、社会の野菜の産地が間違っていたとします。オドヤに一緒に買い物に行ったときに、「ほら、ここに産地が書いてあるでしょ。さつまいもは鹿児島だね。」みたいに一緒にいるときに何気なく教えることができます。
これはお子さんが何を勉強しているかを把握していればピンときます。お子さんの問題点が、ありありと分かると対策が打てます。
他に例を上げます。漢字の書きができないとしましょう。例えば、どんなふうに間違えます?ワカモノを若物って書いたとしましょう。意味を考えずに漢字を書いていることが問題点。漢字ドリルに、意味の説明欄があるけど読んでいない。そこですね、問題点は。意味欄を読んで、意味を考えながら練習しましょう。
という感じでしょうか。同じ漢字の書きができないという状況も、どうできないのか?なぜできないのか?が具体的にわかると対策が思いつきます。
短時間の勉強で最大限の結果がでる
バツだけやるのは短い時間で効果的な勉強ができます。短い時間で成果が出せます。
新しい教材をやらない【一冊を完璧に】
汚いプリントより、まっさらな新しいプリントのほうが気持ちいい?
気持ちはわかりますが、新しいプリントをやるよりも、一度解いたプリントのバツマル(✕の復習、ときなおし)を優先してやりましょう。短時間で成果のでる勉強のほうが気持ちいい。バツを放置しない習慣をつける!
独自教材(チャレンジ、Z会)はいらない
バツマルをやれて、時間的余裕があるなら独自教材をやってもいいと思います。でも、バツマルをやりきれていないのに独自教材をやるのはちがう。たくさんの本をやりちらしても結果はでません。学年1位の子も独自教材はやっていません。バツマルにとにかく集中!
当塾のテキスト(プリント)は非常によくできています(手前味噌ですが)。復習してマルに変えてください。復習ができていて余力がある人は独自教材OK!
まとめ
とにかく復習・復習・復習です!結果が出ない子は、復習が勉強に組み込まれていません。マルまで繰り返しやったり、バツになっても赤で答え写しているだけ…。それを変えていきましょう!
中学生の定期テスト勉強もバツをマルに変えるのが大事。学校ワークを使ってバツマルをやりましょう。高校受験の勉強もバツマルです。整理と対策(新研究)を使ってバツマルをやりましょう。
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✕ 10個の単語を完璧に
○ 100個の単語をざっくりと