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英単語ができないという悩みを抱えている人は多いです。塾での練習の様子を見ると「これじゃあ厳しいようね。」と感じる人には共通点があります。ダメなやり方の共通点と、どうしたらいいかの提案をまとめます。
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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とにかく書けば覚えると信じている人がおおい。自学ノートでやって、ノートを埋めることが目的。そんな単語練習・・・。つらい。時間がかかる。手が疲れるだけ・・・。
暗記は工夫。speak「話す」→スピーカーは音をだすものだから「話す」なのか。
child「子供」→チャイルドシートのチャイルドか。えっでもチルドレンじゃないの?→ああ、childrenは複数形なんだ。
こんなふうに考えながらやっていない。全部丸暗記しようとするのはNG。
与えられた単語リストを上から順に10回ずつ書く。とにかく写す勉強、ノートを埋める勉強が大好き。思い出すときに、頭を使って記憶が定着するので、思い出すような勉強がいいですよ。
効率化という視点がない。単語リストに単語が30こあったとして、20こはわかる、10こわからないとする。分からない10だけ練習すれば、3分の1の時間でおわる。でも全部練習する子が多い。最初にわからない単語を発見する作業が必要。テストすればいいだけ。
question→クエスチョン→「質問」かぁ。クエスチョン、クエスチョン・・・唱えながら、書いて練習するはず。でもキュー、ユー、イー、エス、ティー…って頭の中で唱えて練習していると覚えられない。
question quク、eエ、sス、tionチョン(ション) ってなってるんだ。分解して考えるってそういうこと。
分解して考える癖があると、新しい単語が出てきたときも強い。quest quク、eエ、sス、tト→クエストかあ。ドラゴンクエスト?→冒険ってことか。知らない場所に旅立つから冒険なのかな?だからクエスチョンと語源が一緒なのかな。
こんな想像をかきたてるのが勉強はおもしろいところ。
こうならないように気をつけてくださいね
まず読みのテストをします。読みは書かなくていい。答えとなる意味のところをノートで隠して◯✕をつけていきます。✕だったものだけ2周目、3周目とやり、全部◯になるまでやりこみます。
次に書きのテストをします。練習せずにいきなりやります。できたものは◯、できなかったものは✕。✕だった単語だけ練習をします。
バツだったものは練習しなくても、「あっそっか!」という気づきで練習せずとも覚えることができます。evil イビル「邪悪な」→devil デビル「悪魔」ににているから、語源が一緒なんだな。と気づけば10回書く必要なんてないです。
頭をつかって、工夫して短時間で覚える。力技で単語を書きまくって丸暗記することをなるべく防ぐ。
意味を考えたり、既存知識とつなげてもどうしてもつながらない。覚えられないものだけ、仕方なくノートに3回書いて覚えましょう。そうしたら再テスト。◯になったかチェックして、✕だったらまた練習して、自分テストで全部◯になるまでやりきります。
覚えることが目的。ノートを埋めることが目的ではないです。
塾ではいつもこのやり方でやっています。半分ぐらいのお子さんはやり方を変えられますが、半分ぐらいのお子さんはいつまで、ノートに単語をたくさん書いているだけで覚えようとしていません😅
自宅での練習のやり方を変えると、変化が早いと思いますよ!
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