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千葉県南部の高校の偏差値を、公立と私立に分けて1つの表にまとめました。
高校選びに偏差値という数値はかかせません。自分がどのくらいの偏差値があればその高校にいけるのか?可能性を客観的にあらわしているものです。
表の見方と、私立と公立のくらべ方、模試を受けていなくても定期テストの点数や学年順位から自分の偏差値の目安を出す方法も書きます。
60%合格偏差値です。模試によって偏差値は異なります。偏差値とは、母集団の中でどれくらい上位か(下位か)を示すものだからです。
館山市から通える高校を中心に、木更津・君津までの公立・私立高校を並べました。60%合格偏差値は、その偏差値の人が受けると10人中6人くらいが合格する、という数字です。左の列の「上位16%」は、偏差値60の人が受けた人の上から16%の位置にいる、という意味です。
同じSもぎの偏差値を、高校のある地域ごとに並べた地図です。数字の出典と年度は、地図の下に書いています。
上に行くほど偏差値が高く、横は高校のある地域です(スマホは左右にスクロール)。同じ高校でもコース・学科ごとに別の札で、右の数字がSもぎの偏差値。名前に下線のある札は、押すとその高校の受験ガイドが開きます。
青い札は、館山・南房総の中学生がよく進学する学校です。地元の安房(53)より上をねらうと、木更津・志学館など木更津の学校が並びます。
右の列「県外・千葉上位」は、名前を聞いたことのある全国の高校と、千葉の上位校です。渋幕・市川・昭和秀英はSもぎの数字そのまま。点線の札(県千葉などの公立上位と、開成・灘・早慶など県外の学校)はSもぎの数字が無いので、全国の高校を1つの物差しで並べた「みんなの高校情報」の偏差値を、Sもぎの高さに写した推定です。県が違うと受ける子が違うので、目安として見てください。
出典:ランゲージ・ラボラトリーの高校偏差値表(2026年10月)。縦はSもぎ(総進図書)の偏差値で、塾の普段の表記に合わせた(Vもぎではない)。私立は合格可能性60%の偏差値(2027年度入試用。ジャニアス「千葉県私立高校偏差値表」)、公立は合格可能性60%の偏差値(2026年度入試用。ジャニアスの各校の入試情報)。ただし木更津高専は2023年度(ジャニアスに載っていないため)。「推定」は塾の見立て(安房の特進クラスなど)。載せたのは、安房・君津地域(8・9学区。市原は除く)の公立20学科・コース(館山総合は学科で2つに分けた)と、館山・南房総からよく進学する私立8コース、同じ地域のそのほかの私立(木更津総合・拓大紅陵・暁星国際)9コース。県外の難関校の推定は、みんなの高校情報の偏差値(2026年10月に確かめた値。コースが分かれる学校は最上位)から、渋幕・市川・昭和秀英・専修大松戸・芝浦工大柏の「みんなの高校情報 − Sもぎ」の平均(2.8)を引いた塾の推定。
偏差値とは、大まかにはその学校の生徒の平均の実力を表すものです。偏差値65の子もいれば、偏差値55の子もいる。平均をとって60、と。大まかにそう考えてください。
ですので、例えば木更津総合は総合コースは偏差値40ですが、特進は51。すると偏差値50ぐらいの子でも特進ならいいかなと、狙う可能性はありますよね。
でも、これがコースを分けていなくて、全部まとめて平均をとって木更津総合高校は偏差値42とあったとすると、偏差値50ぐらいの子はその高校は受験しない可能性が高いです。
コースを分けると偏差値が高く見えて、いろんな層が受験することがあります。コースを分けたほうが偏差値が高く見えて高校としては得をします。
志学館は入学すると、選抜クラスがあり、学力に応じてクラスがわかれます。しかし、受験上では◯◯コース、偏差値△△とは出ていません。
全体で偏差値57ということは、選抜クラスは偏差値59?60?かもしれません。
また公立高校も選抜クラスは入学するとあるのですが、こういう偏差値表上は別れていません。安房高校の特進クラスは入試相当点は330点ぐらいと想定されるので、すると偏差値57ぐらいある計算になるのですが、それがこの紙だとわかりません。


模試を受けなくても普段の定期テストから偏差値を出すこともできます。
(自分の点数ー平均点)÷2+50
例) 自分の点数80点、平均点60点の場合、
80-60=20
20÷2=10
10+50=60
→偏差値60
ただあくまで簡易的なものであること、そして母集団は自分の中学のみとなるので、その点にはご注意ください。
÷2は、点数のちらばり(標準偏差)が20点くらいのテストを想定した簡易式です。
偏差値は平均点よりどれだけ上か、下かを表したものなので、模試ごとに変わります。千葉県においては、Sもぎのほうが少し偏差値が高くでて、Vもぎのほうが低く出る気がします。
またサイト間でも、同じ高校の偏差値がちがいます。どの模試の偏差値かを確かめてから見くらべてください。自分の偏差値と高校の偏差値も、同じ模試どうしでくらべます。
塾で受ける全国統一中学生テストは、中高一貫校の生徒も受けるので、Sもぎ・Vもぎより偏差値がかなり低く出ます。全統中の偏差値が学校の順位でいうとどれくらいかは、全国統一中学生テストの結果と偏差値の目安にまとめました。


定期テストの学年順位がわかれば、学年の上位何%にいるかを出せます。
自分の順位÷学年の人数×100=上位○%
例) 館山中(今の中2は学年216人)で30位の場合、
30÷216=0.138…
→上位約14%
上位何%かがわかったら、偏差値に置きかえます。
| 学年の上位 | 偏差値の目安 |
|---|---|
| 上位2% | 70 |
| 上位7% | 65 |
| 上位16% | 60 |
| 上位31% | 55 |
| 上位50% | 50(平均) |
例の上位約14%なら、偏差値は60より少し上です。出た偏差値を上の偏差値表にあてると、今の位置からねらえる高校のおおよその見当がつきます。
ただし、これは学年の中だけで出した偏差値です。同じ順位でも、学年のレベルや人数によって意味が変わります。学年のレベルに左右される、あくまで目安として使ってください。千葉県の受験生の中での位置はSもぎ・Vもぎで、全国の中での位置は全国統一中学生テストで確かめます。
館山の中学生コースでは、定期テストの順位から志望校を一緒に決めます。
まずは今の力を知るところから。10月25日(日)の全国統一中学生テストは、暗記ではなく考える力を見てくれるテストです。当塾会場で無料で受けられます(申込締切 10月22日)。


この表では、公立は木更津高校の普通科で、Sもぎの60%合格偏差値は63です(理数科は62)。私立は暁星国際(特進)が61、志学館と翔凜(特進)が60です。私立は3教科なので、公立とくらべるときはマイナス2で見ます(当塾の目安)。木更津高校の合格点や倍率は木更津高校の記事にまとめました。
そのままはくらべません。私立の入試は3教科なので、5教科の公立より偏差値が高く出ます。公立とくらべるときは、私立の数字からマイナス2くらいで見ます(当塾の目安)。Sもぎで60の志学館なら、公立の58くらいと考えます。
受ける人がちがうからです。偏差値は受けた人の中での位置をあらわすので、レベルの高い受験者が多いVもぎのほうが低く出ます。この表でも、木更津高校(普通)はSもぎで63、Vもぎで59です。自分の偏差値と高校の偏差値は、同じ模試どうしでくらべてください。2つの模試のちがいはVもぎとSもぎの記事にまとめました。
上位16%くらいです。点数の分かれ方が、平均点のあたりがいちばん多い山の形のとき、偏差値60は受けた人の上から約16%、偏差値50はちょうど真ん中、偏差値40は下から約16%の位置です。100人が受けた模試なら、偏差値60はおよそ16位です。
目安なら出せます。「(自分の点数−平均点)÷2+50」で、80点・平均点60点なら偏差値60です。点数のちらばりが20点くらいのテストを想定した簡易式で、くらべる相手は自分の中学の同じ学年だけです。模試の偏差値と同じにはなりません。
おおまかな見当はつきます。「自分の順位÷学年の人数×100」で上位何%かを出し、上位16%なら偏差値60、上位31%なら55のように置きかえて、偏差値表にあてます。ただし学年の中だけの物差しなので、学年のレベルに左右されます。あくまで目安として、模試で確かめてください。
館山高校は、2008年4月に安房水産高校と統合して、今の館山総合高校になりました。偏差値は表の「館山総合」を見てください。Sもぎでは40以下です。学科ごとの数字や倍率は館山総合高校の記事にまとめました。


偏差値は志望校を決める材料の1つです。館山の中学生コースでは、定期テストと模試の結果を見ながら、行きたい高校とその先の進路まで一緒に考えます。
高校の選び方や、偏差値を使った成績の見方は、こちらにまとめました。





ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
塾長のプロフィール ランゲージ・ラボラトリーについて