\24時間OK/
\平日9-16時 土日祝9-18時/
\無料、お気軽に!/


ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
0.2%。
Googleに届いた応募のうち、採用された人の割合です。2014年ごろ、年に約300万件の応募があり、採用は約7,000人。428人に1人です。Googleの採用のトップだったラズロ・ボックさんの話として報じられた数字です。
検索、YouTube、マップ、Gmail、Android、Gemini。皆さんが毎日さわっているものを、自分の手で作る会社。オフィスでは食事が無料で、同僚は世界中にいて、年収は日本の平均の数倍。憧れる人が世界中から集まるのは当然です。
だから、Googleが好き。パソコンが得意。英語が少しできる。勉強ができる。全部、当たり前。 その中で、どうやって選ばれるのか。Googleの親会社Alphabetの年次報告、Google公式ブログ、Googleの求人、口コミの年収サイトから調べました(数字は2026年10月時点)。
この記事でわかること:


Googleは、世界の何十億人が毎日使う道具を作っている会社です。会社の目標(ミッション)は「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」。
| サービス | どれくらい使われているか |
|---|---|
| 検索・Gmail・YouTube・Chrome・Android・マップ・Playストア | それぞれ月20億人以上(7つ) |
| Gemini(AI) | 月10億人を突破(2026年8月)。Google史上いちばん速く伸びた製品 |
| 検索のAIモード | 月10億人以上(2026年7月) |
| Android | 動いている端末が30億台(2021年) |
出典:Alphabet 2025年度 年次報告(10-K)、Alphabet 2026年4〜6月期 決算発表、ピチャイCEOの投稿(2026年8月、報道)、Google I/O 2021(報道)
会社の大きさも桁違いです。Googleの親会社Alphabetの2025年の売上は4,028億ドル。1ドル150円で計算すると約60兆円です。社員は19万820人(2025年末)。売上の約52%はアメリカの外で稼いでいます。
出典:Alphabet 2025年10〜12月期 決算発表(2026年2月)
お金の多くは、広告から来ています。検索した言葉に合わせて広告を出し、YouTubeの動画の前に広告を流す。皆さんが無料で使える代わりに、広告を出したい会社からお金をもらうしくみです。最近はクラウド(会社向けに、Googleの巨大なコンピューターを貸す仕事)が年に5割近く伸びています。
Googleの最初の海外拠点は、日本です。2001年9月、渋谷のシェアオフィスの一角から始まりました。受付も、会社のロゴさえなかったそうです。そこから、日本のチームが作ったものが世界に広がりました。
| 作ったもの | どんな話か |
|---|---|
| Google日本語入力(2009年) | 東京のエンジニア2人が、仕事の時間の一部を自由な開発に使える「20%ルール」で始めた。検索の「もしかして」担当だった人が「打ち間違いの多くは、実は変換ミスだ」と気づいたのがきっかけ |
| 絵文字が世界共通に | 日本の携帯電話の絵文字を、世界中のコンピューターで使える文字にしようと、Googleが変換表を公開し、2009年にAppleと一緒に提案した |
| マップの乗換案内(2007年) | 日本から始まった機能 |
| パーソンファインダー(2011年) | 東日本大震災の1時間46分後に公開した、家族の安否を探すサービス。登録は約67万件。うち約14万件は、避難所に貼られた名簿の写真を、ボランティアが文字に打ち直したもの |
| 富士山のストリートビュー(2013年) | 背負うカメラで、1合目から山頂まで3日かけて約1万4,000枚を撮影 |
| Gboard「ヘンなキーボード」 | 日本のチームが毎年10月1日に発表。2026年は15作目、キーがベルトコンベアで流れてくる「くるくるバージョン」。設計図を公開していて、3Dプリンターで作れる |
出典:Google Japan Blog(2009年12月、2013年7月、2021年9月の20周年、2026年9月の25周年、2026年10月)、Google Open Source Blog(2008年11月)、Google「東日本大震災と情報、インターネット、Google」第8章
表を見て、驚いた人も多いと思います。毎日なにげなく使っている絵文字やスマホの文字入力の裏に、日本のエンジニアの「これ、おかしくない?」がありました。
自分の気づきが、次の日には世界中の何億人の画面に出る。 これがGoogleで働くいちばんの楽しさです。何を作るかを決める側、つまり「上流」の仕事です。同じIT業界でも、ほかの会社に頼まれたシステムを、言われたとおりに作る下請けの会社もたくさんあります。Googleは、その反対側にいます。


Googleのオフィスは、働く人が仕事に没頭できるように、ここまでやるか、という作りです。
| 場所 | どんなところか |
|---|---|
| 東京・渋谷ストリーム(2019年〜) | 地上35階のビルの14〜35階、22フロアを借りている。入口の天井は、昔の東急東横線の渋谷駅の「かまぼこ屋根」がモチーフ。受付にハチ公のぬいぐるみ。会議室には日本語の名前。社員食堂には温野菜・パスタ・ピザ・サラダバー。犬を連れての出勤もできた(2019年の取材) |
| アメリカ・マウンテンビュー本社 | 本社の通称は「Googleplex(グーグルプレックス)」。2022年には隣に、Googleが初めて自分で建てたBay View(ベイビュー)キャンパスができた。屋根は竜の鱗のような形の太陽光パネル(約5万枚)で、約4,000人が働く |
| イギリス・ロンドン(2026年夏〜) | 新しい本社は長さ約330m、11階建て。屋上に約300mの庭園とランニングコース。中にはプール・ジム・マッサージ室 |
出典:Google Japan Blog(2017年11月)、リセマム(2017年11月)、ケータイWatch(2019年12月)、Google公式ブログ(2022年5月)、Almanac(2022年5月)、Dezeen(2025年6月)、BIG(2026年3月)


食事は無料です。Googleの食事のチームは、2011年の時点で世界の約100のカフェで1日約5万食を出し、飲み物や軽食を自由に取れる小さな台所(マイクロキッチン)は1,450か所ありました。しかも、果物は目立つところに置き、甘いお菓子は中の見えない入れ物に入れる。体にいいものを、自然に選べるように工夫されています。
出典:Google Green Blog(2011年8月)


なぜ、そこまでするのか。小池の見立てでは、理由は単純です。Googleが社員に払っているのは、ご飯代ではなく「考える時間」。 昼ご飯を探しに外へ出る時間、何を食べるか迷う時間をなくして、その分を考えることに使ってほしい。食堂で隣のチームの人と話して、新しいアイデアが生まれることも狙っています。


ただし、いいことばかりではありません。2023年1月、Googleは全体の約6%にあたる約1万2,000人を解雇しました。同じ年、軽食や一部の食事を減らし、無料のマッサージをやめています。世界で一番の会社でも、業績と時代によって待遇は変わる。それも事実として知っておいてください。
出典:ピチャイCEOの社員向けメール(2023年1月、報道)、Fortune(2023年4月)


Googleで働くと、日本にいても、同僚とお客さんは世界中です。そして、海外のオフィスに移る道もあります。


Googleには、社内の求人サイトで別のチームや別の国の仕事に応募できるしくみ(社内異動)があります。実際に、こんな人たちがいます。
| 人 | 何をしたか |
|---|---|
| 徳生裕人さん | 2008年に日本のGoogleから、アメリカのYouTube本社へ移った。のちに日本に戻り、日本の製品開発のトップになった |
| 日本のGoogleの広告の仕事から | 日本で広告の営業や製品の専門家を経験したあと、アメリカ本社の、世界全体を見る仕事へ移った(本人のブログ) |
| 新卒で日本のGoogleへ | 若手のマーケター向けの育成プログラムで、アメリカ本社へ渡った(本人のブログ) |
出典:Google公式ブログ「社内異動」(2019年6月)、キャリアハック(エン・ジャパン)、本人のnote
海外に行かなくても、英語は毎日使います。Googleの東京の求人を見ると、職種の名前に「(Japanese, English)」と付いているものがずらりと並びます。条件には「日本語と英語で、流ちょうにやり取りできること」。学生のインターンに応募するときも、英語の履歴書が求められました。会議の相手はアメリカやインドのチーム、資料もプログラムの説明も英語。東京のオフィスで働いていても、英語は「使えたら得」ではなく「使えて当然」の道具です。
出典:Google Careers の東京の求人(2026年10月、求人の転載サイトで確認)、外資就活ドットコムの選考体験記
ここで1つ、間違えないでほしいことがあります。英語が話せる人は、世界に何億人もいます。Googleが探しているのは、英語で「何を伝えるか」を持っている人です。数学で考え抜いた答え、国語で組み立てた説明、社会で知った世界の事情。それを英語で伝える。英語は中身を運ぶ道具で、中身は5教科で作ります。




Googleの年収は、日本の会社員の平均の3倍から4倍です。
| 比べるもの | 年収 |
|---|---|
| 日本の会社員の平均(2025年) | 487万円 |
| 日本のGoogle(グーグル合同会社)の平均 | 1,822万円(社員162人の回答) |
| 日本のGoogleの新卒エンジニア(L3) | 約1,629万円(給料1,190万円+株274万円+賞与など164万円) |
| 日本のGoogleの中堅エンジニア(L4) | 約2,350万円 |
| Alphabetの世界の社員の真ん中の人(2025年) | 31万826ドル(1ドル150円で約4,660万円) |
出典:国税庁「民間給与実態統計調査」令和7年分(2026年9月公表)、OpenWork「グーグル合同会社」(2026年10月閲覧、口コミの平均)、Levels.fyi「Google Software Engineer Salaries in Japan」(2026年10月閲覧、本人の申告の集計)、Alphabet 2026年 株主総会招集通知(Proxy Statement)
Googleは新卒の給料を公表していません。表の真ん中の3行は、社員が自分で書き込んだ数字を集めたサイトのもので、公式の数字ではありません。それでも、どのサイトを見ても日本の平均の3倍を超えています。
年収は、3つを重ねてできています。
3つ目の株が、Googleらしいところです。入社のときに「4年間でこれだけの株をあげます」と約束され、働き続けると毎月少しずつ自分のものになります(譲渡制限付き株式、英語でRSUと呼ばれます)。2022年ごろからは、最初の2年で約3分の2がもらえる前倒しの形になったと報じられています。
部活の例えで言うと、毎月のお小遣いに加えて、チームが勝つほど値上がりする「チームの持ち分」を毎月少しずつもらえるイメージです。Googleの株価が上がれば年収も増え、下がれば減る。途中で辞めると、まだもらっていない分はなくなります。だから社員は、会社の成長を自分ごととして考えます。
出典:myStockOptions.com、CompensationStandards(2022年2月)。株の割合は人と時期で違い、Googleの公式発表はない
高い年収は、ご褒美ではなく「世界中から優秀な人を奪い合う値段」です。 アメリカの本社なら、新卒でも年収は約3,240万円(Levels.fyi、本人の申告の集計)。その値段で、世界中の会社と同じ人材を取り合っています。だから、次の章の選考が厳しくなります。


Googleに入るのは、ハーバード大学に入るより難しいと言われてきました。応募428人に1人(0.2%)の数字は、アメリカのハーバード大学の合格率(数%)よりずっと狭いからです。
ただし、この数字は2014年ごろのものです。今の応募数と採用数は公表されていません。社員の数は2023年に人員削減で一度減り、2025年末に19万820人まで戻りました。それでも、世界中から人が集まる状況は変わっていません。
出典:Nextgov(2014年10月、ボックさんの話として)、Alphabet 年次報告(10-K)2023年・2025年
エンジニアの選考は、こう進みます。
| 段階 | 中身 |
|---|---|
| 書類 | 英語の履歴書。学生ならプログラミングのテスト(30分ほどで5問、という体験記も) |
| 電話・オンラインの面接 | プログラムをその場で書く技術の面接を1〜2回 |
| 面接(4〜5回) | 1回45分ほど。問題を聞いて、考えを話しながら、その場でプログラムを書く。2025年には、AIを使った不正を防ぐため、一部を対面に戻すと報じられた |
| 採用委員会 | 面接をした人ではない社員が数人で、全員の評価を読んで決める。面接官1人の好みでは決まらない |
| チーム探し・内定 | 入るチームが決まって、内定 |
出典:Levels.fyi ブログ、igotanoffer(選考ガイド)、外資就活ドットコムの選考体験記(2019年卒)、Storyboard18(2025年)。Googleの公式の説明(How we hire)は要約
面接は「正解を知っているか」のテストではありません。たとえば「この数字の並びの中から、足して10になる組を全部見つけるプログラムを書いて」と出され、まず思いついた方法を話し、「もっと速くできない?」と聞かれ、考え直して書き直す。考えている途中を、全部声に出して見せます。
ボックさんは、Googleが面接で見る力を4つにまとめています。
| 見る力 | 中身 |
|---|---|
| 考える力・学ぶ力 | 知らない問題を前にしたとき、筋道を立てて考え、すばやく学べるか |
| リーダーシップ | 必要なときに前に出て、終わったら引ける。肩書きのない場面でも、人を動かせるか |
| Googleらしさ | 自分が間違っていたら素直に認める謙虚さ。答えのはっきりしない状況でも楽しんで進めるか |
| 仕事の知識 | いちばん重く見ない。知識は入ってから身につくから |
出典:World Economic Forum(2015年)、Business Insider(2014年)。ボックさんの著書『ワーク・ルールズ!』(2015年)の考え方
表を見て、「あれ、勉強の話じゃない」と思った人もいるでしょう。ボックさんは「学校の成績やテストの点は、採用の基準として役に立たない」とまで言いました。
でも、ここを読み違えないでください。これは「成績が良い人の中で比べると、成績の差は役に立たない」という意味です。その面接の席に座っている人たちは、ほぼ全員が、勉強をやり切ってきた人たちです。勉強はスタートライン。差がつくのは、その先の考える力と人物。 就職活動の流れそのものは、別の記事にまとめました。




はっきり言います。日本のGoogleを目指すなら、最低でも早稲田・慶應、本命は東大・京大などの国立のトップ。 安房高校なら、学年240人の中で1桁の順位に入り続けることが目安です(小池の見立て)。
「学歴は関係ない、とGoogleは言っているのでは?」と思った人もいるでしょう。たしかに、Googleは2014年に「チームによっては、大学を出ていない人が14%いる」と話し、2020年には「約6か月のオンライン講座を、関係する仕事の採用では4年制大学の学位と同じに扱う」と発表しました。
ところが、求人の条件を見ると、ほとんどが「大学の学位、または同じだけの実務経験」から始まります。新卒採用で「同じだけの実務経験」を持っている学生は、まずいません。実際に誰が入っているかを見ると、こうなります。
| 大学(かっこ内は河合塾のボーダー偏差値) | 日本のGoogleの内定者の数 |
|---|---|
| 東京大学(67.5) | 21人 |
| 慶應義塾大学(65.0) | 10人 |
| 早稲田大学(65.0) | 8人 |
| 大阪大学(60.0) | 5人 |
| 東京外国語大学(60.0〜62.5) | 4人 |
| 同志社大学(57.5〜60.0) | 3人 |
| 一橋大学(65.0)・東北大学(57.5)・明治大学(60.0) | 各2人 |
出典:外資就活ドットコムの会員の内定者データ(2026年10月閲覧。過去の累計で年は不明、全員の数ではない)。偏差値は河合塾のボーダー偏差値(2027年度入試の予想、文系の主な学部の目安)
東大が慶應の2倍、早稲田の2倍半。上位はほとんどが国立のトップと早慶です。全員の数ではないので、これだけで全体は言えません。それでも、傾向ははっきりしています。アメリカの本社でも、社員の出身大学はスタンフォード、カリフォルニア大学バークレー校、カーネギーメロン大学など、世界のトップの名前が並びます(LinkedInをもとにした集計、報道)。エンジニアの求人では「修士・博士(コンピューター科学など)」が歓迎の条件によく書かれていて、博士だけの新卒の枠もあります。
では、館山の中学生にとって、これはどのくらいの高さなのか。安房高校の大学合格の実績(浪人を含む延べの数)と重ねます。
| 大学のレベル | 安房高校からの合格(延べ) | 学年240人の中の位置(小池の見立て) |
|---|---|---|
| 東大・京大 | 2026年に東大1人・京大1人 | トップ1〜2人 |
| 早稲田・慶應 | 毎年3〜11人(2020〜2026年) | 上位10人以内 |
| MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政) | 毎年24〜70人 | 上位30人くらい |
出典:安房高校「進路情報」合格者数一覧(令和元〜7年度)
つまり、Googleの入口は、安房高校で上位10人以内に入り続けて、早慶以上に受かった、そのさらに先にあります。そこに英語と、大学で「そこまでやるか」とのめり込んだ経験が要ります。人気企業ほど、面接の前に大学名で絞る「学歴フィルター」がある証拠は、別の記事に書きました。





高い目標ですが、ゼロではありません。安房高校からも、毎年早慶に受かる先輩がいます。その人たちも、中学のときは館山の普通の中学生でした。
小池がリクルートにいたころ、同じチームで働いていた先輩が、のちにGoogleへ転職しました。小池がリクルートを辞めて2年ほどたったころです。
先輩は慶應のSFC(湘南藤沢キャンパス)を卒業してリクルートに入り、営業として6年ほど活躍しました。そのあとでGoogleに移っています。
新卒で入るだけが道ではありません。別の会社で結果を出してから、転職で入る道もあります。ただし、その先輩も入口は慶應です。そして最初の会社で、営業として結果を出し続けていました。転職のときに見られるのは、大学までに積んだ土台と、それまでの仕事で何をやり切ったか。小池はそう見ています。




Googleの仕事は、中学の5教科の延長線の上にあります。
| 教科 | Googleの仕事のどこで使うか |
|---|---|
| 数学 | 検索の順番を決める、AIを作る、広告の効果を確かめる。全部、確率・統計・関数・行列の計算 |
| 英語 | 会議、資料、プログラムの説明。海外のチームとの毎日のやり取り |
| 国語 | 「何を、なぜ作るか」を文章にして、人を説得する。日本語入力は、まさに国語の変換の仕事 |
| 理科 | Bay Viewの太陽光の屋根や、地中の熱でビルを冷やすしくみ。スマホやデータセンターの電気と熱 |
| 社会 | 地図、災害のときの情報、国ごとの法律や文化。パーソンファインダーは震災の現場から生まれた |
そもそもGoogleは、数学から生まれた会社です。作った2人は大学院で、「たくさんのページからリンクされているページは大事」という考えを数学の式にして、検索の順番を決めました。その話は、数学の伸ばし方の記事に書きました。


表の中で、いちばん差がつくのは英語と数学です。
Googleの会議で使う英語も、骨組みは中学で習う文法です。主語と動詞、関係代名詞、比較、仮定の言い方。難しい単語は後から足せますが、骨組みが崩れていると、何を足しても伝わりません。中学の英語は、未来の会議で使う道具を1本ずつそろえている時間です。
そして、英語で話す中身を作るのは、数学と国語です。数学で考え抜いて、国語で筋道を立てて、それを英語で伝える。3つがそろった人が、世界のチームで頼られます。



英単語を1つ覚えるたびに、10年後の会議で使う道具が1本増えていると思ってください。地味な1本の積み重ねが、世界とつながる力になります。
中学生の今から鍛えるのは、1つだけ。目の前のことに没頭して、燃え尽きるまでやり切る力。 しかも、やらされてではなく、自分から楽しんで。
ここまでの話を思い出してください。日本語入力を作ったエンジニアは、毎日の仕事の中で「なぜ打ち間違いが多いのか」を掘り下げた人でした。面接で見られるのは、知らない問題でも考え抜く力と、肩書きがなくても人を動かす力でした。
定期テスト
部活
行事
趣味
没頭する力は、才能ではなく習慣です。 今日の宿題で、今日の部活で、あと一歩深く入る。その積み重ねが、10年後の面接で話す中身になります。
ほかの業界の記事も読んだ人は、この章を見て「一緒じゃん」と思ったはずです。その通りです。ゲーム会社でも、Googleでも、会社が見ている力は同じです。その力の正体を、「人間力とは何か」の記事で6つに分けて書きました。








Googleで働いてみたい。それは、皆さんのスタート地点です。毎日使っているものに「なぜ?」を持ち、誰よりも深く入る。 そして勉強を、当たり前に積み上げる。その両方をそろえた人に、世界の扉は開きます。






一次情報:Alphabet 2025年度 年次報告(10-K)/Alphabet 2025年10〜12月期・2026年4〜6月期 決算発表/Alphabet 2026年 株主総会招集通知(Proxy Statement)/Google Japan Blog(2009年12月 日本語入力、2013年7月 富士山、2017年11月 渋谷移転、2021年9月 20周年、2026年9月 25周年、2026年10月 Gboard)/Google公式ブログ(2019年6月 社内異動、2022年5月 Bay View)/Google Open Source Blog(2008年11月 絵文字)/Google「東日本大震災と情報、インターネット、Google」第8章/Google Green Blog(2011年8月)/国税庁「民間給与実態統計調査」令和7年分/安房高校「進路情報」
報道・調査:Nextgov(2014年10月)/World Economic Forum(2015年)/Business Insider(2014年)/Fortune(2023年4月)/リセマム(2017年11月)/ケータイWatch(2019年12月)/Almanac(2022年5月)/Dezeen(2025年6月)/BIG(2026年3月)/Storyboard18(2025年)/キャリアハック(エン・ジャパン)
就職情報・口コミ(二番手。本人の申告や会員のデータ):OpenWork「グーグル合同会社」/Levels.fyi(日本・アメリカのGoogleのエンジニア)/外資就活ドットコム(内定者データ・選考体験記)/myStockOptions.com・CompensationStandards(株の受け取り方)
ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
塾長のプロフィール ランゲージ・ラボラトリーについて