中1の定期テスト:地道に少しずつ伸びていきます

放課後の中学校の廊下で、紺ブレザーの中1の男子が返ってきた2枚目の答案を両手で持ち、目を見開いて口角を上げる。文字:中1の定期テスト/2回目から差が開く/学校平均との差 +111点

ランゲージ・ラボラトリーの小池です。

中1の定期テストの結果がほとんど集計できましたので、結果をまとめて皆さんにお返ししたいと思います。

目次

館山中トップ10に1人→4人!

館山中で学年トップ10に入った塾生の人数の手描き図解。4月の実力テスト(学年201人)は1人、6月の定期テスト(学年204人)は2人、9月の定期テスト(学年204人)は4人。下の段に同じ5人の学校平均との差が+82.4点、+90.5点、+119.3点。見出しは「トップ10の塾生は、1人から4人へ」。

中学に入ってすぐの4月、館山中(学年201人)で実力テストがありました。いわゆる新入生テストです。このとき、学年のトップ10に入っていた塾生は、1人だけでした。

それが、9月の定期テスト(学年204人)では4人。学年2位、6位、同点9位が2人。11位にも1人いて、トップ10のすぐそばまで入れると5人です。

テスト学年トップ10の塾生11位までの塾生30位までの塾生
4月 実力館山中201名中1人1人3人
6月 定期館山中204名中2人3人5人
9月 定期館山中204名中4人5人5人

学校平均と塾生平均の差

テスト塾生平均学校平均差
4月 実力351.4点269.0点+82.4点
6月 定期428.2点337.7点+90.5点
9月 定期413.2点293.9点+119.3点

学校平均に対して塾生平均の方がどんどんと高くなってきています。

個人にフィーチャー!入塾してから、ここまで伸びた

春に入塾した3人の館山中(学年204人)での学年順位の手描き図解。龍馬さんは4月の実力テスト70位から6月20位、9月9位。西郷さんは14位から32位に下がって9月9位。家康さんは6月10位から9月6位。9月の順位が青。見出しは「入塾してから、順位が上がった」。

今年の春に入塾した3人の順位を並べます。3人とも館山中(学年204人)です。

この記事に出てくる生徒の名前は、歴史上の人物の仮名にしています。どの人物にするかは、テストの結果に合わせて選びました(本人の性別や性格とは関係ありません)。

テスト龍馬さん(4月末入塾)西郷さん(4月入塾)家康さん(4月入塾)
4月 実力70位/201人14位/201人―
6月 定期20位/204人32位/204人10位/204人
9月 定期9位/204人9位/204人6位/204人

龍馬さんは201人中70位から今回は9位と、ものすごく伸びていますが、僕はその最初の頃からこの子は伸びるだろうなと確信していました。

授業の受け方が抜群にいい。顔を上げて目で聞く。分からなければ質問する。基本行動が抜群にできているからです。

結果を出した人たち

館山中(学年204人)・9月5教科順位ひとこと
紫式部さん466点2位5教科すべて90点以上。6月は3位
家康さん455点6位6月の10位から。理科は学年4位
龍馬さん444点同点9位4月の実力テスト70位から。数学96点で学年4位
西郷さん444点同点9位6月の32位から。理科95点で学年2位
玄白さん442点11位6月も11位。国語は学年8位
某A中学(学年31人)・9月5教科順位ひとこと
松陰さん455点2位国語・英語・数学は、どれも学年2位
柴三郎さん約450点※5位6月は456点で学年3位
忠敬さん416点6位6月も6位。理科95点
某B中学(学年約70人)・7月5教科順位ひとこと
熊楠さん集計中3位4月の実力テストは学年1位
栄一さん441点5位社会99点で学年3位
漱石さん438点6位英語100点で学年1位。数学91点で学年2位

※館山中と某A中学は9月、某B中学は7月の定期テスト。柴三郎さんの点数は記録が抜けているため推計、熊楠さんの点数は集計中です。

各教科で90点以上を取った人です。

教科人数90点以上(点)
国語1人紫式部さん 93
数学8人紫式部さん 98、龍馬さん 96、家康さん 95、松陰さん 94、信長さん 94、金次郎さん 92、玄白さん 91、漱石さん 91
英語8人漱石さん 100、家康さん 97、梅子さん 95、松陰さん 95、龍馬さん 94、玄白さん 93、栄一さん 93、紫式部さん 92
理科7人松陰さん 96、西郷さん 95、忠敬さん 95、家康さん 94、紫式部さん 92、龍馬さん 90、玄白さん 90
社会3人栄一さん 99、紫式部さん 91、西郷さん 90

全員がまっすぐ伸びるわけではないけど、それでいい

夕方のグラウンドで、試合に負けた中1の男子が泥のついたサッカーのユニフォームのまま、悔しそうに歯を食いしばってボールを抱える。「勝てなくても、意味はある」の文字。

結果がでないならやっている意味がない?

ここまで、いい結果を並べてきました。でもテスト結果は誰かが上がれば誰かが下がるもので、そんなに全員がうまく伸び続けるというわけではありません。

苦しみながらも「なんでうまくいかないんだろう」と試行錯誤したり、そもそも「勉強って何でするんだろう」と悩んでもがいたりしていくものです。

「テストの結果が上がらないんじゃ塾に行ってる意味がない」と言われることもあるのですが、そんなことは決してありません。「勝てないんだったらサッカーをやってる意味がない」そう思いますか?

サッカーをやっている中で、一生懸命走ったり、「ちくしょう」と思いながらもいろいろと練習や試行錯誤を重ねたりする、その過程にこそ意味があるものだと思います。

ずっと伸び続けるわけじゃない

試行錯誤が大事

伸び方は、まっすぐではありません。西郷さんも、6月にいったん32位まで下がってから、9月に9位まで戻ってきました。4月にトップ10が1人だった学年で、半年後には4人が入っている。1回の結果であきらめずに、試行錯誤を本人が続けてきた結果です。

今の順位は、ゴールではありません。

テストで測られる力は全部じゃない

また、定期テストで測られる力なんて一面的なものです。その子の力をきれいに表しているわけではありません。

例えば、英語のテストで90点だったとしても、その子の英語の実力が90点というわけではありません。同じ90点の子でも、本当はものすごく深く理解していての90点と、よくわかんないけど暗記してごまかして取っている90点とがあります。

僕は一緒に勉強している中で過程を見れます。だから、同じ点数でも「この子は実力があるな」と思う子と、「そうでもないな、たまたま取れているだけでこの先崩れていくぞ」と思う子がいます。

だから、テストの結果に右往左往しないでください。表面的なものなんです。

その奥にある本人の本当の実力とか、人間力、その点を見ていく必要があります。

お願いしたいこと

夜のリビングで、館山中の制服の中1の女子が、閉じた宿題のノートをテーブルに置いたまま、ソファで大きくのびをして満足そうに笑う。「終わらせて、家でゆっくり」の文字。

塾を、小池を、信じてください

塾で受けているアドバイスをまずは信じて実行してみてください。

  • 授業を目で聞く
  • 塾と学校の時間でギュッと集中をして、その時間で全部終わらせる。スキマ時間があれば、うまく使う。塾の始まる前の待ち時間に宿題を全部終わらせる。
  • 塾の宿題をちゃんとやる。意味のある宿題をちゃんと出しています。

自由の時間が欲しいですよね。ずっとやらなきゃいけないことに追われてる生活って嫌ですよね。

だからこそ、やらなきゃいけない塾の時間や学校の時間の中で、全部終わらせてしまえばいいじゃないですか。家ではもうゆっくりだらだら過ごしましょう。(十分、塾と学校だけで終わる)

科目ごとの振り返り

差がいちばん広がったのは、数学

教科6月9月
数学+21.7点+31.6点
英語+19.1点+21.1点
理科+19.8点+23.5点
国語+10.3点+17.7点
社会+22.5点+19.5点

数学と英語を大事にしています。だから、数学と英語が特に伸びていくはずです。

中1でつくっているのは、3年後に効く土台

塾の窓ぎわの自習ブースで、館山中の制服の中1の男子が方眼のノートに比例と反比例のグラフを描き、目を輝かせて見つめる。「式を見たら、まずグラフ」の文字。

中1の定期テストは範囲が狭く、ワークから同じような問題が出ます。塾が中1でつくっているのは、この先ずっと使う土台です。

数学:図を描いてから、式を立てる

数学では、図を描いて考えることを中1の最初から徹底しています。方程式の文章題なら、問題文を読みながら線分図や表にする。比例なら、式を見たらまずグラフを描く。式を立てるのは最後です。

中1でいちばん大事なのは比例・反比例。式を見たらグラフを描く。ここで図で考えられるようになった子は、中2の一次関数も同じように考えられます。

簡単な問題でも、図を描いてください。 簡単な問題で描く練習をした子だけが、難しい問題で図を描けます。

英語の力、ついてきています

現時点では、英語はまだ平均点が高く簡単すぎるため、平均点との差があんまりついていませんが、これからだんだんとついていきます。

当塾は、小学校からがっつり英語をやってきている子と、中学から英語を始める子が混ざっています。うちの塾の英語で大事にしているのは、この3つです。

  • 読解のための文法:文法は、英文を読むための道具として理解する
  • 論理で読む:筆者の主張、段落の役割、抽象と具体、因果、対比を追う
  • 推測する:知らない単語があっても、前後から意味を推測する。すぐにあきらめない

論理を追って推測するのは数学、抽象と具体を考えるのは国語と同じ。英語を通して、ほかの教科にも効く力をつけています。

英語も数学も、中2・中3、その先の高校まで使う、とても大事な土台を、今積み上げているところです。

お知らせ:全統中とハロウィン

秋の公園の芝生広場で、ハロウィンの飾りの手作りの屋台の前に立ち、文字のない値札の束を持ってわくわくした顔の小学生の男の子。「何を売る?いくらにする?」の文字。

次は、模試で本当の実力を確かめる

定期テストで分かるのは、学校の中での位置です。本当の実力が分かるのは、範囲が広く、初めて見る問題が出る模試です。

全国統一中学生テスト
日時2026年10月25日(日)
会場ランゲージ・ラボラトリー(当塾会場)
受験料無料
申込締切10月22日(木)

お友達やきょうだいも、同じ申込ページから一緒に受けられます。声をかけてあげてください。

10月31日はハロウィン。お店を出しませんか

今年も10月31日(土)に、館山ハロウィンフェスを開きます。その中の「リアルお店屋さんごっこ」で、お店を出す人を募集しています。 何を売るか考えて、値段を決めて、お客さんと話して、売上を数える。子どもたちの「プチビジネス体験」の場です。

館山ハロウィンフェス 出店募集
日時2026年10月31日(土)11:00〜15:00
会場城山公園 芝生広場
出店料無料(売上はぜんぶ持ち帰り)
主役小学生・中学生・高校生(親子や、数家族のチームでの出店も大歓迎)

まとめ

夕方の北条海岸の遊歩道で、館山中の制服の中1の男子がかばんを肩にかけ、こぶしを握って前を見すえる。「中1の土台が、3年後を決める」の文字。

中1の今、積んだ土台が3年後の受験を決めます。後伸びする学びを!

ランゲージ・ラボラトリー 小池

この記事を書いた人

小池哲平のアバター 小池哲平 ランゲージ・ラボラトリー塾長

ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
塾長のプロフィール ランゲージ・ラボラトリーについて

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