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ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
中2の9月の定期テストの結果がほとんど集計できましたので、結果をまとめて皆さんにお返ししたいと思います。
| テスト | 学年 | 〜10位 | 〜20位 | 〜30位 |
|---|---|---|---|---|
| 中1 5月 実力 | 220人 | 4人 | 4人 | 5人 |
| 中1 6月 定期 | 217人 | 4人 | 4人 | 5人 |
| 中1 9月 定期 | 217人 | 4人 | 4人 | 5人 |
| 中1 10月 実力 | 217人 | 4人 | 4人 | 4人 |
| 中1 11月 定期 | 217人 | 4人 | 4人 | 5人 |
| 中1 1月 実力 | 217人 | 4人 | 4人 | 4人 |
| 中1 2月 定期 | 217人 | 3人 | 4人 | 4人 |
| 中2 5月 実力 | 216人 | 4人 | 5人 | 6人 |
| 中2 6月 定期 | 216人 | 4人 | 7人 | 9人 |
| 中2 9月 定期 | 216人 | 4人 | 7人 | 9人 |
中学に入ってすぐの5月、館山中(学年220人)で実力テストがありました。いわゆる新入生テストです。このとき、学年のトップ30に入っていた塾生は5人でした。
それが、中2の9月の定期テスト(学年216人)では9人。トップ10には学年1位、2位、4位、6位の4人。11位にも1人いて、トップ10のすぐそばまで入れると5人です。
トップ10の子は学年1位・2位・3位を取るような子が多く、順位としてはもう上がりようのない位置にいます。だからこの人数は増えにくい。そのぶん、その下が上がってきています。中1のあいだ4〜5人だったトップ30の塾生は、中2の6月から9人に増えました。
※館山中の塾生で、その回の学年順位が分かっている人を数えています。入塾した人も含むので、毎回同じ顔ぶれではありません(中1の2月は順位の記録がそろっていません)。
某A中学(学年約35人)では、1位、2位、3位を塾生が独占しました(6月に続いて2回連続)。

学年の人数が多い館山中は、学校名を出します。もう1つの中学は人数が少なく、学校名を出すと本人が分かってしまうので「某A中学」と書きます。
| 中学 | 塾生 | 学校平均(5教科) | 塾生平均(5教科) | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 館山中(学年216人) | 13人 | 273.4点 | 398.8点 | +125.4点 |
| 某A中学(学年約35人) | 4人 | 304.6点 | 456.8点 | +152.2点 |
館山中の平均点でも並べます。中1の5月から10回のテストを全部受けている同じ7人の、5教科の平均点と学校平均です。
| 定期 | 塾生平均 | 学校平均 | 差 |
|---|---|---|---|
| 中1 6月 | 429.3点 | 322.0点 | +107.3点 |
| 中1 9月 | 407.9点 | 259.8点 | +148.1点 |
| 中1 11月 | 411.7点 | 262.1点 | +149.6点 |
| 中1 2月 | 406.3点 | 278.7点 | +127.6点 |
| 中2 6月 | 413.0点 | 280.6点 | +132.4点 |
| 中2 9月 | 411.0点 | 273.4点 | +137.6点 |
| 実力 | 塾生平均 | 学校平均 | 差 |
|---|---|---|---|
| 中1 5月 | 376.4点 | 257.0点 | +119.4点 |
| 中1 10月 | 383.1点 | 266.0点 | +117.1点 |
| 中1 1月 | 366.6点 | 236.0点 | +130.6点 |
| 中2 5月 | 385.9点 | 242.0点 | +143.9点 |
中1の最初の定期テスト(6月)で+107点だった差が、この9月は+138点。実力テストも+119点から+144点へ広がりました。学校平均は回ごとに上がったり下がったりしますが、同じ7人はその上を、差を広げながら進んでいます。
ひとつ、数字の見方を書いておきます。この7人のうち半分ほどは、学年1位・2位・3位を取っている子です。5教科で450点の子が470点になっても、大きな差ではありません。上のほうにいる子は、点数としてはもう伸ばす余地がほとんどない。差が上下したり横ばいに見えたりする回があっても、伸びが止まったわけではありません。
出典:まなぶ君に記録した塾生の成績と、館山中が出した平均点(5教科)。中1の5月から10回とも5教科がそろっている同じ7人の平均です(入塾・退塾で顔ぶれが変わる分を除くため)。定期テストと実力テストは問題が違うので、差は同じ種類のテストどうしで比べてください。館山中の学年は、中1のとき217〜220人、中2は216人。ここは館山中の同じ7人なので、上の「全中学まとめ」(その回に受けた全中学の塾生で出した差)とは数字が少し違います。館山中の9月の塾生全員(13人)の平均は398.8点で、最初の結果の表の数字です。
学校平均との差は、テストが難しい回は広がり、易しい回は縮みます。点の差だけでは、本当に伸びたのかが見えにくい。そこで、中1の6月から毎回受けている同じメンバーだけを取り出し、学年順位の真ん中(中央値)を並べました。入塾・退塾で顔ぶれが変わった分を除いた、同じ子たちの位置の変化です。
学校によって学年の人数が違うので、全中学をまとめるときは「学年の上位何%か」にそろえています。
| テスト | 館山中の同じ8人(順位の中央値) | 全中学の同じ11人(上位何%か) |
|---|---|---|
| 中1 6月 | 29.0位/217人 | 上位10.4% |
| 中1 9月 | 21.0位/217人 | 上位6.2% |
| 中1 11月 | 20.5位/217人 | 上位9.7% |
| 中1 2月 | 20.0位/217人 | 上位9.2% |
| 中2 6月 | 16.5位/216人 | 上位5.4% |
| 中2 9月 | 12.0位/216人 | 上位5.4% |
館山中の8人は、29.0位から12.0位へ。6回のテストで一度も下がらず、上がり続けています。ほかの中学も合わせた11人で見ても、上下はありながら、学年の上位10.4%から上位5.4%へ。同じ子たちが、学年の中で確実に上へ行っている。点数の上下より、こちらが本当の伸びです。
※中央値は、順位を上から並べた真ん中の値。順位が出ていない人がいる回は、出ている人だけで出しています(館山中の8人のうち、中1の2月は7人、中2の9月は6人)。
館山中だけでなく、学校平均が分かる中学をすべて合わせて、塾生と学校平均の差を出しました。一人ひとり「自分の学校の平均より何点上か」を出して、それを全員で平均しています(人数で重みをつけた平均=加重平均)。もう1つ、学校平均の何倍取れているか(塾生÷学校)も並べます。こちらはテストの難しさに左右されにくい見方です。
まず、定期テストです。
| テスト | 塾生 | 学校平均との差(5教科) |
|---|---|---|
| 中1 6月 | 18人 | +100.5点 |
| 中1 9月 | 19人 | +110.6点 |
| 中1 11月 | 18人 | +113.9点 |
| 中1 2月 | 18人 | +104.3点 |
| 中2 6月 | 21人 | +116.6点 |
| 中2 9月 | 17人 | +131.7点 |
次に、実力テストです。定期テストは範囲が狭く、直前に覚えれば点が取れます。本当の力が出るのは、範囲の広い実力テストです。
| テスト | 塾生 | 学校平均との差(5教科) |
|---|---|---|
| 中1 5月 | 14人 | +94.7点 |
| 中1 10月 | 12人 | +95.6点 |
| 中1 1月 | 13人 | +117.4点 |
| 中2 5月 | 16人 | +133.8点 |
定期テストでは、差は+100点から+132点へ、学校平均の1.31倍から1.47倍へ。実力テストでは、差は+95点から+134点へ、1.36倍から1.55倍へ。範囲の広いテストでも、差が広がり続けている。定期テストの先までやってきた勉強が、ここに出ています。
出典:まなぶ君に記録した塾生の成績と、各中学が出した平均点(5教科)。回の名前が学校で違うときは、時期で合わせています。
伸びは、1回のテストでは見えません。でも1年半並べると、はっきり見える。今の中1の後輩たちも、4月の実力テストではトップ10に1人だったのが、9月の定期テストでは4人になりました。

だから、今の自分を信じて続けてください。11月のテストも、その次も、続けた分だけ伸びていきます。

今年の春に入塾した2人の成績を並べます。
この記事に出てくる生徒の名前は、歴史上の人物の仮名にしています。どの人物にするかは、テストの結果に合わせて選びました(本人の性別や性格とは関係ありません)。仮名をタップすると、その人物の偉人コラムが開きます。
| テスト | 英語(学校平均) | 5教科(学校平均) | 学年順位 |
|---|---|---|---|
| 中1 6月 定期 | 71点(76.4点) | 404点(343.4点) | 11位/35人 |
| 中1 10月 定期 | 62点(65.4点) | 391点(317.5点) | 10位/35人 |
| 中1 11月 定期 | 40点(49.2点) | 371点(288.1点) | 8位/35人 |
| 中1 2月 定期 | 76点(66.5点) | 425点(318.3点) | 5位/35人 |
| ここで入塾 | |||
| 中2 6月 定期 | 94点(66.8点) | 476点(338.2点) | 2位/35人 |
| 中2 9月 定期 | 86点(62.3点) | 461点(304.6点) | 3位/35人 |
中1のときから、順位は11位から5位へ少しずつ上がっていました。もともと伸びる流れにいた子です。入塾して、その流れが一気に加速しました。
いちばん変わったのは英語です。中1の11月は40点で、学校平均より9点低かった。正直、英語はボロボロでした。それが入塾後は、学校平均より27点、24点上。5教科で見ても、学校平均との差は中1の+61点〜+107点から、+138点、+156点へ広がっています。
英語は今、このあと英語の節で書く「全部、名詞の説明」のような土台を固めているところです。点数以上に、土台ができつつあるのが大きい。秀吉が米1粒から倍々で増やしたように、土台ができた英語はここからもっと伸びます。
| テスト | 5教科 | 数学 | 学年順位 |
|---|---|---|---|
| 5月 実力(入塾1か月) | 363点 | 75点(25位/216人) | 30位/216人 |
| 6月 定期 | 439点 | 95点 | 15位/216人 |
| 9月 定期 | 450点 | 100点(1位/216人) | 6位/216人 |
入塾直後の実力テストは学年30位。そこから15位、6位と、テストのたびに順位を上げています。数学は75点から、2回のテストで100点・学年1位へ。
伊能忠敬が日本地図を作り始めたのは55歳のとき。始めた時期は関係ありません。始めてから、どれだけ積み上げたかで決まります。
| 館山中(学年216人)・9月 | 5教科 | 順位 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 信長さん | 471点 | 1位 | 6月の4位から。数学100点(学年1位)、英語97点・理科99点(どちらも学年2位) |
| 熊楠さん | 461点 | 2位 | 数学100点と国語95点は、どちらも学年1位 |
| 梅子さん | 452点 | 4位 | 英語85点→95点で学年3位。数学100点で学年1位 |
| 忠敬さん | 450点 | 6位 | 6月の15位から。数学100点で学年1位 |
| 松陰さん | 438点 | 11位 | 5教科すべて80点以上。数学92点、理科90点 |
| 金次郎さん | 326点 | 59位 | 6月の91位から32人抜き。5教科で39点アップ |
| 諭吉さん | 318点 | ― | 社会が33点から80点へ、47点アップ |
| 某A中学(学年約35人)・9月 | 5教科 | 順位 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 空海さん | 494点 | 1位 | 英語と数学は100点。6月も1位 |
| 紫式部さん | 463点 | 2位 | 6月の3位から。英語98点、社会96点 |
| 秀吉さん | 461点 | 3位 | 中1の11月に40点だった英語が86点に |
※諭吉さんの順位は記録がそろっていません。点数はまなぶ君に記録した成績です。
各教科で90点以上を取った人です(館山中と某A中学の9月)。
| 教科 | 人数 | 90点以上(点) |
|---|---|---|
| 国語 | 4人 | 空海さん 97、熊楠さん 95、紫式部さん 91、秀吉さん 91 |
| 数学 | 12人 | 信長さん 100、熊楠さん 100、梅子さん 100、忠敬さん 100、家康さん 100、空海さん 100、龍馬さん 95、西郷さん 95、秀吉さん 94、松陰さん 92、玄白さん 92、紫式部さん 91 |
| 英語 | 5人 | 空海さん 100、紫式部さん 98、信長さん 97、梅子さん 95、漱石さん 94 |
| 理科 | 8人 | 秀吉さん 100、信長さん 99、空海さん 99、忠敬さん 97、熊楠さん 92、梅子さん 92、松陰さん 90、漱石さん 90 |
| 社会 | 3人 | 空海さん 98、紫式部さん 96、秀吉さん 90 |

ここまで、いい結果を並べてきました。でも正直に書くと、全員がうまくいっているわけではありません。
2割くらいの子は、何かを抱えています。「なんで勉強するんだろう」と悩んでいたり、いまいち気分が乗らなかったり。中2の秋は、そういう気持ちがいちばん出やすい時期でもあります。
そういう子に、点数だけで詰めることはしません。塾で話しているのは、もっと根っこのことです。
この根っこの話を、授業の合間に、面談で、何度でもします。これは、ランゲージならではの関わり方だと思っています。

そうやって向き合っているうちに、タイミングが来て結果が出るようになる。15年以上塾をやってきて、実際にそうなるケースをたくさん見てきました。去年も、中2の1年間は学年100番台で苦しんでいた子が、中3で40番台まで上がってきました。授業では難しいことも理解できているのに、なかなか点数に出なかった。それが、パーツがそろった瞬間に一気に出ました。
伸びるタイミングや波は、一人ひとり違います。その子のリズムがある。僕はよく競馬にたとえます。
今回結果を出した人たちは、先行型が多い。でも、今は後ろにいる子が追い込み型なだけ、ということはよくあります。
ただし、追い込み型が最後に駆け上がれるのは、中1・中2のうちに基礎を積んでいるからです。中3で急に足が速くなるわけではありません。ラストスパートの脚は、それまでの基礎でできています。
逆に、基礎がないまま点数だけで駆け上がるタイプもいます。単元の丸暗記で点を取り、理科・社会で稼いでかさ増しする。見た目の点数は上がっても、中身はスカスカの張りぼてです。こういう伸び方は、どこかで必ずツケが回ってきます。内容が難しくなったとき、本当の理解を求められたとき(高校の勉強、大学受験)に、通用しなくなるからです。
だから塾は、今すぐ点数に出なくても、英語と数学の基礎を深く積むことを優先しています。追い込み型の子が最後に駆け上がれるのも、先行型の子が高校に入ってからも逃げ切れるのも、同じ基礎のおかげです。
中2で崩れやすいのは、こんな子です。
共通しているのは、勉強がまだ「自分のこと」になっていないこと。やらされている感じが強い。
でも、こういう子が、中3で高校入試が近づくと一気に変わる。このケースは本当に多いです。入試という現実が目の前に来て、勉強が初めて「自分のこと」になる瞬間があります。
「やらされている状態で塾に行っても、意味がないのでは」と考える方もいると思います。
僕の答えは、それでも続けたほうがいいです。
やる気になったその日に、図を描いて考える数学も、構造で読む英語も、コツコツ積み上げてきた勉強も、いきなりは手に入りません。途中でバサッと止めてしまうと、やる気になったとき、またゼロからやり直すことになります。それは本当に大変です。
僕自身、積み上げが途切れたツケで、1年浪人しました。取り戻すのに、大変な思いをしました。
もう一つ怖いのは、崩れたまま、挽回しようという気持ちにもならずに諦めてしまうことです。そういう子はたくさんいます。
だから、もがきながらでも、悩みながらでもいい。続けてください。気分が乗らない日も、塾に来て、図を1枚描く。英文を1つ骨と肉に分ける。それだけでも、追い込みの脚は少しずつできていきます。
今うまくいっていない子も、終わりではありません。タイミングが来るまで、塾は向き合い続けます。



英語も数学も、塾の授業は「目の前のテストで点を取る」ためだけのものではありません。覚えることを減らし、全部をつなげて、自分で考えられるようにする授業です。
正直、めちゃくちゃいい授業をしていると思っています。
ただ、どんなにいい授業でも、聞き流されたら効きません。図を描いてと言われたら描く。「これも名詞の説明だね」と言われたら、自分でも探してみる。塾のやり方を信じて、乗っかってきてください。 今回結果を出した人たちは、みんなそうしてきた人たちです。

テストが返ってきたとき、点数だけを見て「下がったじゃない」と言いたくなる気持ちは分かります。僕も息子の結果を見て、一瞬ギョッとすることがあります。
そんなときは、次の順番で見てください。
点数だけを責められると、頑張った子ほどつらい。まずは位置を見て、頑張りを認めてあげてください。



教科ごとに、今回の学校平均との差を並べます。
| 教科 | 館山中(学年216人) | 某A中学(学年約35人) |
|---|---|---|
| 英語 | +28.2点 | +29.5点 |
| 数学 | +30.0点 | +35.1点 |
| 国語 | +21.3点 | +22.4点 |
| 理科 | +28.1点 | +23.6点 |
| 社会 | +17.9点 | +25.2点 |
どちらの中学も、いちばん差がついたのは数学。英語もそれに次ぎます。
塾では英語と数学をいちばん大事にしています。理由は2つ。
この2教科で差がついているのは、狙いどおりの結果です。

ここからが本題です。
正直に書くと、定期テストは簡単すぎます。 範囲が狭く、学校のワークから同じような問題が出て、直前に覚えれば点が取れる。だから、90点を取っていても「ちゃんと分かっている」とは言い切れません。
高校に入ると、事情がまるで変わります。範囲は広く、進むのは速く、大学受験では初めて見る問題を自分で考えて解くことになる。定期テストの勉強のやり方のままだと、ここで止まります。
だから塾では、定期テストで点を取ることを「最低限」として、その先までやっています。テスト範囲より先に進むことと、その単元の根っこから分かることです。

今の進み具合です。
先に終わっていると、テスト前の10日間をまるごと「ワークを3周して、✕だけをやり直す」時間に使えます。新しいことを習いながらテスト勉強をする人とは、準備にかけられる時間が違います。
中2の秋は、いちばん中だるみしやすい時期です。部活が中心になり、高校受験はまだ先に見える。その時期に学校より先へ進んでいることが、中3になってから効いてきます。


数学では、「図を描いて考える」ことを徹底しています。一次関数なら、式を見たらまずグラフを描く。文章題なら、問題文を読みながら図や表にする。式を立てるのは最後です。
世の中の数学の勉強の多くは、パターンで習って、パターンを暗記して、問題をパターンに分けて解くやり方です。これは目の前の問題は解けるようになります。でも、パターンを覚えていない問題が出たら、そこで止まる。のどが渇いた人に、水を1杯ずつ渡しているようなものです。
塾がやっているのは、井戸の掘り方を教えること。図を描けば、問題の中で何と何がどうつながっているかが見える。そこから式を作るのは自分です。パターンを覚えるのではなく、自分で考えるための武器を渡しています。
しかも、この武器は全部つながっています。中1の比例をグラフで考えた子は、中2の一次関数も同じグラフで考えられる。中3の y=ax² も、高校の関数も同じ。速さも割合も図形も、図に描いて関係を見るところは変わりません。目の前の簡単な問題だけを解けるようにしているのではなく、この先ずっと使える解き方を教えています。
センスにも頼りません。「ひらめいた人だけが解ける」のではなく、同じ手順を踏めば誰でも同じところにたどり着く。数学100点が5人出たのも、このやり方が身についてきたからだと思っています。
だから、お願いがあります。簡単な問題でも、図を描いてください。 簡単な問題は図を描かなくても解けてしまいます。でも、そこで描く練習をしておいた子だけが、難しい問題で図を描けます。「図を描いて考えるんだよ」と言われたら、素直に描いてみてください。


英語の勉強を「単語と文法を覚えて、つなぎ合わせるもの」だと思っていると、覚えることは無限に増えていきます。新しい単元が出るたびに、新しい暗記。
塾の授業は逆です。学年が上がるほど、同じことを繰り返しているだけに見えてくるように教えています。
同じ「本(book)」で並べてみます。
| 英語 | 意味 | 習う文法 |
|---|---|---|
| a good book | いい本 | 形容詞(中1) |
| a book to read on the train | 電車で読む本 | 不定詞の形容詞的用法(中2) |
| a book written in English | 英語で書かれた本 | 分詞(中3) |
| a book which my father wrote | 父が書いた本 | 関係代名詞(中3) |
| a book my father wrote | 父が書いた本 | 関係代名詞の省略(中3) |
教科書では、5つとも別の単元です。でも、やっていることは全部同じ。名詞(book)を説明しているだけ。 1つ目は前から1語で、2つ目からは後ろから長く説明している。違いはそれだけです。
形容詞が「名詞を説明する言葉」だと分かっていれば、不定詞の形容詞的用法と分詞は同じものだと気づけます。そう気づいた子には、中3の関係代名詞も、関係代名詞の省略も、もう新しい文法ではありません。「また名詞の説明か」で済む。 塾の中2は、今その土台ができています。
この見方は、大学入試の英語を読むときにそのまま効きます。
The book my father wrote when he was a student in Tokyo is still on my desk.
長く見えても、骨は The book is still on my desk.(その本は今も私の机の上にある)だけ。太字のところは、book を後ろから説明している肉です。骨と肉を分けてシンプルに構造がつかめれば、どれだけ長い英文でも読めるようになります。
これは定期テストの範囲がどうこうではなく、高校でも大学受験でも使える、英語の読み方そのものです。


塾で先に進められるのは、家やすき間時間にまなぶ君で練習しているからです。
紙のワークは学校で開けて、テスト前の仕上げに使う。まなぶ君は家とすき間時間に、先へ進む勉強に使う。この使い分けで、11月のテストも、その先の受験も準備していきましょう。

定期テストで分かるのは、学校の中での位置です。範囲が決まっていて、ワークから出るので、本当の実力は見えにくい。
本当の実力が分かるのは、範囲が広く、初めて見る問題が出る模試です。次の全国統一中学生テストで、全国の中での位置を確かめます。暗記ではなく、考える力を見てくれるテストです。定期テストの先までやってきた勉強が、ここでどう出るか。僕も楽しみにしています。
| 全国統一中学生テスト | |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月25日(日) |
| 会場 | ランゲージ・ラボラトリー(当塾会場) |
| 受験料 | 無料 |
| 申込締切 | 10月22日(木) |
お友達やきょうだいも、同じ申込ページから一緒に受けられます。声をかけてあげてください。


もう一つ、案内です。今年も10月31日(土)に、館山ハロウィンフェスを開きます。塾が中心になって10年続けてきたお祭りです。
その中の「リアルお店屋さんごっこ」で、お店を出す人を募集しています。
何を売るか考えて、値段を決めて、お客さんと話して、売上を数える。子どもたちの「プチビジネス体験」の場です。たこ焼き、くじ引き、ヨーヨーすくい、吹き矢、ランタンづくり。食べもの系も、遊び系も、物を売るお店もOKです。
| 館山ハロウィンフェス 出店募集 | |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月31日(土)11:00〜15:00 |
| 会場 | 城山公園 芝生広場 |
| 出店料 | 無料(売上はぜんぶ持ち帰り) |
| ブース | 3.5m×3.5m |
| 主役 | 小学生・中学生・高校生(親子や、数家族のチームでの出店も大歓迎) |
今年は、仮装のお店(フェイスペイント・仮装グッズ)、揚げ物、甘いもの(チョコバナナ・クレープ)、飲み物を出してくれる人を特に探しています。
これも、勉強と同じくらい大事な経験だと思っています。自分で企画して、人を巻き込んで、お客さんを楽しませる。勉強以外で自分から動いた経験は、推薦入試の面接でも、その先の就職でも、いちばん聞かれるところです。毎年続けてお店を出して、今年で3回目という子もいます。はじめてでも、お店づくりのコツと先輩のノウハウを出店者向けのサイトにまとめてあるので大丈夫です。


定期テストで満足せず、その先へ。後伸びする学びを!
ランゲージ・ラボラトリー 小池



ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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